2014年8月19日火曜日

どもる君へ いま伝えたいこと

どもる著者自らの40年以上にわたる取り組みが生みだした体験の結晶を、いま悩む子どもや親、関係者に贈る。具体的な場面をふまえ、どもりとどうつきあえばよいかをQ&Aでやさしく語りかける。小学校高学年以上向き。


言葉がうまく出ないときって、あせる。悔しくて、恥ずかしくて、悲しくて泣きたくなることだってある。僕もそうだ。でも、この本は、「そんな自分もまるごと、世界にたった一人の、かけがえのない自分なんだよ」と教えてくれた。肩をそっと抱いてくれた。優しくて力強い手のひらの温もりが、確かに伝わった。

吃音持ちです。
妻からは「判らなかった」と言われました。

「吃音=どもり」は私の人格形成上大変な影響を与えました。てか今も。

大雑把な性格なのに「A型」に見られるのは
小学生時代に身についた
「どもるので国語の教科書何回も音読して慣れてどもらないようにする」
「どもるので発表時資料沢山作ってできるだけ話さなくても理解してもらう」
ってのがあるからだろう。

この本を小学生の時手に入れてれば
この本お守りにして「俺”この本に書いてあるとおり”どもりなんだ」っておどけられたかなと。

んで

もちょっと早目に楽になれたかな

と思った。

まだ一度しか読んでませんが、スラスラ内容が入ってきて読みやすかったです。
どもる方が悩んでなかなか先が見えなかったり苦しかったりしている方は、特にお勧めだと思います。
小さい子供に向けたメッセージのような気がしましたが、大人でも全然大丈夫です。

是非読んでみてください。

この書籍を手にした時、これこそ私が待っていた本であることを実感しました。「どもり」に悩み苦しんだ幼児期・少年期・青年期に出会えていたら、もっと早くに「吃音受容」し、自己否定せずに生きていたかも知れません。吃音だけにかかわらず、人と人のコミュニケーションのあり方、「より良い人生の選択と生き方」の先達として皆様方に役に立つ一冊だと心から思います。


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